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なぜ台風がきていない長野県で大きな土石流が発生したのか? [気象]

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2014年7月9日午後4時50分ごろ長野県南木曽(なぎそ)町読書(よみかき)で、土石流が発生した。この土石流に4人が巻き込まれ、救助されたが、そのうちの一人、12歳の男児が亡くなったという報道がされていた。

この時、台風は沖縄付近にあったにも関わらず、なぜ遠く離れた長野でこのような土石流が発生したのか、いささか不思議だ。

長野県で土石流が発生し、1人が亡くなった


2014年7月9日午後4時50分ごろ長野県南木曽(なぎそ)町読書(よみかき)で、土石流が発生した。この土石流に4人が巻き込まれ、救助されたが、そのうちの一人、12歳の男児が亡くなったという報道がされていた。

テレビでも凄まじい土石流発生の映像や、多くの家屋が倒壊し、橋にかかる線路のコンクリート部分が土砂で流されて、線路だけが辛うじてぶら下がっている光景が映し出されている。

それを見るだけでも土石流の凄まじさや自然災害の恐ろしさがひしひしと伝わってくるが、
なぜ、沖縄付近に停滞している台風の影響が、長野にまで及んだのだろうか。


なぜ台風から離れている長野で土石流が?


それは、バックビルディング現象によるものだという。
西日本側には台風があり、その東側には高気圧がある。
この台風と高気圧の気圧の谷を湿った空気が通り、高い山などにぶつかって上昇気流となり、巨大な積乱雲をいくつもつくりだし、局所的に豪雨を降らせるというものだ。

この長野の土石流発生前は、1時間雨量が7月の観測史上最大となる70ミリを記録しており、短時間で猛烈な雨が降っており、避難勧告が出る間もなくあっと言う間に土石流が発生したそうだ。

台風から離れていても油断はできない。
山の近くに住んでいる方々は、多少大げさだと思っても、どしゃぶりの雨が降り始めたら、自主的に、すぐに安全なところへ避難した方がいいのではないかと思う。


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